-DELTA FORCE-
M4 DEVGRU Version
↑M4完成写真。
タンカラー塗装はHOTTOYSの製品のそのまま上から吹いてあります。
塗装のハゲは、実物同様(笑)、写真を見ながら擦れそうな箇所を目の細かい紙ヤスリで、実際にこすって塗装を剥がして表現してあります。 写真は無いのですが、HOTTOYSのM4はグリップ底面部分が平らなので、リューターで削り込んであります。誌面では若干その様子が伺えます。
また、フォアグリップ部分とマガジンのガムテープは、松井さんに分けて貰ったモノを使用しています。作り方はSpecFIGURESのTipsページをご覧下さい。
↑AN/PAQ-4のレーザー射出部分と中の“穴”を再現してあるのが見えるでしょうか…? ドラゴンのもHOTTOYSのも、ここがつるんと平らなのです。
ドラゴンのシュアファイアも古いモノなので、レンズが入っていませんでした。なので、透明プラ版を切り出して再現しています。
Desert Boots
←作例では裾を外に出すスタイルのためブーツ上部が見えませんでしたが、まぁ一応せっかく作ったので、見て下さいませ(笑)

ソフビブーツに革を貼ってソコソコのモノを作る、というアイディアは以前からあって、マイヤーズ宮本さんのように木型を作ってイチから…というのは無理でも、この方法なら…と、考えるだけはしていたのです。
そんなとき、SpecFIGURESの作例を、という絶好の機会があったので、試してみることにしました。

元にした型紙がソフビの切り出しだったので、やっぱり足首部分がルーズなシルエットで、最高!の出来とは言えないのですが、本家の宮本さんからもC.F.E.展示会場にて誉められて満更でもなかったり…(笑)

因みにbbiの女性用デザートブーツ。お持ちの方は分かると思いますが、元々bbiのブーツは大きめ。つまり女性用も実は大きめなのです。
どれくらい大きめかというと…実はドラゴンのブーツとソールの大きさ等がほとんど同じなのです…!(蘊蓄!)
←今回のソフビ張り付け法のコツは、ソフビブーツの甲とソールの上部、ようするに革を貼る時のエッジ部分。ここを出来るだけ丸く、内側に向かって革の厚み分削り込んでおくことです。かかと部分も同様です。

そして、革は濡らしながらソフビに押しつけてカタチを慣らしながら、瞬着は革が生乾きの状態で付ける、と良いです。

濡れた革は結構伸びます。薄ささえ確かならば(今回は0.4ミリ厚)必ず思い通りのカタチになるはずです。
エッジ部分は接着した後にデザインナイフで余分な箇所を切り落とします。この際、切るラインを鉄筆などで濡れているときにしっかりと付けておきます。
←このソフビ改造ブーツでも大活躍したのはWAVEの「LOCTITE 401」という瞬間接着剤です。
これは布や革など、接着剤が染み込むようなモノでも結構キレイに接着できます。
特に半分くらい使って、やや流動性が鈍くなって半ゼリー状になってきた頃が最高に使い易いです(笑)
ちょっと勿体ないカンジですが、瞬間接着剤は出来るだけ何かコート紙(青年漫画誌の表紙など)等に一旦出して、それを爪楊枝に少量づつ付けて使うようにした方が扱いやすいと思います。
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